🍅お知らせ!
歯がグラグラ・・・で、「はぐら瓜」?
5月下旬から入荷した「はぐら青うり」
この、他の漬物とは比べ様のない柔らかさで人気です!
柔らかいが故に、漬け汁が浸透するのも早く、鮮度が命です!
そんな訳で、流通に時間がかかる店舗(スーパーや百貨店、コンビニ)には出回りません。
製造直売のお店でしか手に入れる事が出来ないのです。
つまり、「青うりの浅漬」があるのは、
東京ではたぶん坂井善三商店だけです。
船橋の漬物屋さんで去年、青うりの刻み漬けを見かけました・・けど。
ちなみに、「はぐら青うり」のはぐらとは、
歯がグラグラでも食べられるほど柔らかいという意味だそうです。
その「はぐら青瓜」もそろそろ終わりです!
先日、足立市場の仲卸さんから電話が・・・
「今年はもう、はぐら、お終いですって!」
「えぇ~!いつも9月ごろまであるじゃん?」
「なんか今年は早いみたいっすね!」
「へぇ~、そうなんだぁ~・・・。」
「でもそう言って、何時も後から出てくるよね?」
「いや、今年はもう無いみたいっす!!」
と言う事でした。
ところが、その翌日7月16日の土曜日。
早朝6時半に市場から電話が・・・。
「あの~、スミマセン坂井さん、はぐらが余っちゃったんですけれど、取ってもらえませんかねぇ?」
「はぁー~あ?!」「もう無いって言ったじゃん?」
「いや、出てきちゃったんですよ!まったく、困ったもんで・・・」
「困ったもんで」とは、よく言ったもんだ!・・・
「八百屋」・・・・・と、「うそ八百」
字が似ているのは、何かきっと・・・・・・。
と言う訳で、「はぐら青うり」の入荷は不安定となります。
岩手県大船渡市から・・「採れたてズッキーニ」 来たよ!
7月15日(金)の午後、☎ルルルルるる~・・・
遠方より電話です。
岩手県大船渡市で農業を営んでいるという方から、突然のお電話です。
「ズッキーニ、漬物で使えませんか?」という問い合わせです。
詳しくお話を伺うと・・・、
自然農法で農業をやっていて、いつもは「ナチュラルハーモニック」と言う会社に生産物を納めているのだけれど、今、ズッキーニの盛りで、とても沢山育ってしまい、収穫量が多くて余ってしまい困っているとの事。
自分で漬け物にしたところ、とっても美味しかったので、漬物屋さんに使ってもらえないかと電話したのだと言います。
バナナ箱一杯くらいになるけど、どうでしょう?
と言う事でした。
聞けば、ネットで「漬け物」と検索して出てきた中で、引き受けてくれそうなところに目星をつけ、電話したのだといいます。
サイトで見た坂井善三商店の、夫婦やみんなの姿を見て、「人が好さそう」と思ったそうです。
「ありがとう!光栄です!」
「勿論、人が好さそうに見えますよ!丸顔ですから!」
「生で販売してもいいですか?」と聞くとOK!
漬物にすればとっても美味しいズッキーニなのですが、何せこの時季、美味しい漬物のライバルが西から東から、そして北からも揃い踏み。大量のズッキーニはちょっと難しい・・・。
そう思ったので、生でも販売させてもらう事にしました。
「ホームページ作っといて良かったー!」
「こっちから探すのではなく、向こうから探して来てくれたー! あぁー、産地と繋がれる!」
・・・と、一人興奮してしまいました。
こんな事があると、「漬物屋って良い仕事じゃん! 人の役に立つじゃん!」
と、独り興奮して、鼻がぴくぴくしてしまいます。
みなさぁ~~ん、自然農法栽培のピッカピカのズッキーニ
生で手に入るのは、今だけですよー!
売り上げは、このガラス瓶に入れてもらい、まとめて農家さんに送ります。
[高原白菜] 美味しいよ!
「白菜」は冬のもの。
やっぱり、寒い時の白菜は、実が厚くて柔らかく甘い。
冬の食卓にはピッタリの漬物です。
しかし今は夏。 季節は胡瓜や茄子が主役です!
でも、でも、でも、でも、でもですよ、夏には夏の美味しい白菜があるのです!
涼しい信州高原で作った「高原白菜」
この時季としては、なかなイケます!
坂井善三商店では初めから冷蔵庫の中で漬け込みます。
じっくりと一週間から十日寝かせると、しっとりと芯まで漬かります。
この時季としては、良い出来です。
これを水洗いし、水気を切って袋詰めします。
最後にうす塩の仕上げ汁を入れ機械で口を止めれば出来上がりです。
手前の大きいのが320円 奥がその半分の大きさで190円です。
どうぞお試しください。
新潟「十全茄子」 待ってました!
待ちに待った「新潟十全茄子」
やっとお店に並びます!
夏季限定(7月中旬~9月末)の「新潟十全茄子」。
毎年、新緑の時期、5月後半になると聞かれます。
「十全茄子ない?」 「まだ?」 って。 一人や二人ではありません。
それだけお客様の印象に残る「新潟十全茄子」
もう50年も前からの坂井善三商店の「夏の定番」です。
ここ20年、当店では、JA新潟県柏崎市上小国支店から朝採れの「黒十全、八石茄子」を送ってもらっています。
上小国支店からの入荷は、どうしても毎年7月中旬以降になり、したがってお店に並ぶのは7月20日過ぎになってしまいます。
もう、待ちきれません! お客様も、そして私も。
どうにかして少しでも早く漬けられないかと思い、今年は、30年前に取引のあったJA燕市に問い合わせました。
何と、「6月の中旬から出荷できるでしょう」栄農課の担当の方がおっしゃいました。
5月の終わりごろの話です。
今年は一か月早く「十全茄子」をお店に出せる! 嬉しくなりました。
「今年は一か月早く、十全食べられますよー!」お客様に宣伝しました。
ところが、6月中旬になって山地に連絡すると、「今年はまだ集荷がない!」「6月下旬にならないと集まって来ない・・・」とのお答え。
天候不良・・・。 仕方が無いけど・・・・残念!
待つこと半月。「まだ、集荷が少なくて・・・」・・・・・・・・・。
7月4日、月曜日。再び連絡すると、「10キロなら出せます」
と言う事で、やっとこさ届きました。
それでも例年より10日ほど早い7月の初旬です!
さぁ~~~! 待ちに待った「新潟十全茄子」
どうぞ召し上がってください!
お待たせしました。
まだまだ少量の入荷のため、売り切れの場合はご容赦ください。
遠方よりお越しのお客様、在庫状況をご確認の上ご来店ください。
TEL 03-3961-8924
お手数ですが、よろしくお願い申し上げます。
来週の日曜日、17日は、「へそ祭り」
良く続いたものです!「へそ祭り」
この時季、商店街では「へそ音頭」が街路灯放送から流れてきます。
「♪あ~ああ~え~~おどるぅ~~・・・♬」とか
「あっ! へそ、へそ、へそ、へそ、へそ踊り♪~・・・」とか
普段はあまり賑やかでなくなってしまった「なかいた商店街」にも、何かちょっとお祭りのワクワク感が漂います。
今年はどんなだろう? 大勢踊るのかな?
見物の人はたくさん来るかな?
・・・などと想像するお客さんや、お店の人もいるでしょう。
ふと街路灯の張り紙を見ると「へそ娘コンテスト」とありました。
「へ~~、そ~~ぉ!」と自分でも寒気がするダジャレは兎も角、商店街の役員さんは,毎年毎年色々と工夫しているんだなぁ!と感心しました。
「へそ踊り」はおなかに絵を描いたり、それを乾かすまで時間がかかったり、お腹だけを出す衣装に着替えたり、腿を緩く縛っているので上手く動けなかったり、
ナルシストであっても、「俺はここにいるぞー!」って顔を出して叫べなかったり、色々と準備や制約で面倒くさい踊りです
何百人もの人が「踊りた~い!」と言っても、一人一人の準備に時間がかかるため、せいぜい100人が精いっぱいです。
カッコイイ踊りならまだしも、そんなめんどくさい踊りを21年も続けるなんて・・・、
凄過ぎます!
役員さん、偉過ぎます! 「なかいた、万歳!!」です!
そんな訳で・・・
みなさぁ~~ン! 来週の日曜日17日は、
「なかいた」ですよ! 「なかいた」!!
屋台も出ますよ~! きっと楽しいですよ~! 観に来て下さいね~!
ところでお前、へそ踊り踊るのかって?
わたし?
わたしはへそ踊りは踊りませんし、へそなど出しません!
だって私ときたら毎日毎日、へとへとになるまで踊らされてますから! これ以上、無理っす!
こわい、怖い、こわ~い!3人の綺麗なお姉さんたちの手のひらの上で、クルクルクルクル~~って、ね!
精一杯の笑顔で・・・。
しまった! 口が滑った!